■工作室(製作12)■  (2)主翼・胴体の組立

■スタンドアーム取付け部補強
スタンドアームを取り付ける位置の、胴体中央部下面がほぼ平らなので、ストレートに1.2ミリプラ板を二枚重ねて張り付けました。

  
■主翼・水平尾翼の取付け
主翼と水平尾翼の取付けは、左右胴体を接着する前に行ないます。まず、胴体をテープなどを使い仮組して、上反角などを調整しながら、接着剤の硬化を待ちます。

  
■モーター取付け・配線用の穴あけ
左右胴体への主翼の取り付けが終わったら、主翼のエンジン取付け部前面にはモーターの尾部を挿入する穴をあけ、同様に左右主翼の取付け部にモーターへの配線用の小孔をあけます。

■スタンドアーム取付け用の穴あけ
スタンドアームには3mm径のパイプを使うので、仕上がりが3.2ミリの穴としました。左右胴体を仮組した状態で、開孔位置に印をつけ、まず1.5ミリのドリルで下穴をあけます。最初は垂直に、次第に寝かせていって最終的に60度まで傾けます。ガイド孔に沿って2ミリ、3.2ミリと順に拡大します。
スタンドアームは「実機における重心位置をめがけるように取り付けると良い」と、これまで工作室で述べてきて今回もそのようにしました。しかし完成してみると、本機の場合、ノーズが極端に短いためか、現状から約10ミリほど後退させたほうが視覚的にバランスがとれるように感じました。

●モータへの配線●
■モーターへのリード線設置と左右胴体の結合
左右のモーターは並列接続で、電源は1.5Vで使用することにしました。左右のモーターへの赤・黒のリード線と、スタンドベースへのリード線を結線し、モーター側はそれぞれ主翼付根の配線用穴より通し、スタンドベースへはスタンドアームの穴へ通して、左右の胴体を接着します。
  
■カウリングの取付け
モーターを取り付けたエンジンをカウリングに接着し、モーターからのリード線と機体側のリード線を結線して、カウリングを機体に接着します。