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■工作室(製作24)■ (1)エンジン部の工作 |
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セスナ L-19
(O-1 バードドッグ)
ハセガワ 1/48
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キットは、数年前ハセガワのHP(「お宝通販」)で偶然見つけて購入したものです。エアーフィックス/トミーの1/72(右)はストックにあったのですが、軽飛行機の1/72はすこし小さいので、1/48のものを探していました。 先に発表したパイパーPA-18と同じ自衛隊機にしたかったため、デカールの関係で手つかずにいたところでした。 最近、なんとかデカールを作ることが出来たので製作にとりかかりました。 |
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キットは、型にだいぶガタがきているようで、バリが目立ち、主翼下側後縁など厚さも不均一で修正がすこしやっかいでした。説明書などからも、どうも、ハセガワオのリジナルではないような感じです。 |
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●エンジン部の工作● |
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L-19のエンジンは、PA-18同様水平対向6気筒エンジンですが、それより少し出力が大きいせいか(多分にキット化時のデフォルメの違いもあるのでしょうが)、キットのエンジン内部に4ミリΦモーターを納められそうです。星型エンジンと違い完成後は全く見えなくなるので、自己満足にすぎずどうかとも思ったのですが、ダミーエンジンを生かしてみました(PA-18のときは未使用)。プロペラの取付は、スペースの関係でプロペラ・ジョイントが使えず、モーター軸にダイレクトに取付けることになりました。 |
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内部の空間は、モーターの外径より少し狭いので、ルーターで削って拡大し、プロペラシャフト部分を根元から切り落とし、モーターを挟むように封入しています。エンジンの奥行きとモーターの長さが誂えたようにぴったりで、しかも、ダミーエンジンのプロペラシャフトの長さと、モーター軸長がほぼ同じなのが僥倖(ぎょうこう)でした。 |
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排気管を接着し、全体を塗装してエンジン部の完成となります。排気管の機外に出る部分を真鍮パイプに交換すればよかったのですが、なぜかずるずるとキットのままにしてしまいました。(もう一セットあるので、この次にゆずることにしました。) |
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■プロペラのモーター軸挿入部の工作
プロペラの厚さは約2ミリで、モーター軸にダイレクトに取付けるには薄い感じなので1ミリ径(内径0.6ミリ)のアルミパイプを使って、モーター軸挿入部の延長をはかりました。アルミパイプは瞬間接着剤で固定して、モーターの軸径に合わせて、0.7ミリのドリルでさらって内径を拡大しています。 |
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補記:当初、プロペラのモーター軸挿入部穴は単にプロペラに穴を開けるだけと考えていたのですが、実際に作業にかかろうとすると、上記のように少しプロペラの厚さが薄すぎるようで固定に不安を覚えたので、急遽アルミパイプを使うことに変更しました。(従ってカウリング先端のモーター軸の出る穴も約0.2ミリほど拡大しています。……このページ最後の機体正面の写真の〈モーター軸とその穴〉の関係は、穴径を拡大する前のものです。) |
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●エンジンルーム・コクピット内部の工作● |
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パイロットは他の1/48キットのレジンでの複製です。今回は定員の二人を乗せることにしました。前部シートは、キットのまま(左)ではパイロットを乗せると天井につかえてしまうので、脚を短くしてあります(中)。 ファイヤーウォールと計器盤のパーツを胴体片側へ取り付け、内部を塗装します。パイロットの服装は資料がないので、想像上のものですが、あえて屁理屈をいうと、スーツは自衛隊の作業服のOD色もどき、グローブの茶色はアクセントで、マフラーは航空隊の白……(なんともいい加減ですが)。 |
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左右胴体をテープなどで仮り組みして、スタンドアーム取付金具用の穴をあけます。同金具は胴体部品の片側だけにがっちり接着し硬化を待ちます。モーターのリード線とスタンドベースへのコードを結線し、ファイヤーウォールの下部に穴をあけて通し、スタンドアーム受け金具から機外へ導いて、コクピット部品を取り付けます。エンジンの取付けは、モーター軸が機首先端部品のプロペラ軸穴の中央に位置するように調整して取付ける必要があるため、(上右写真ではそうなっていませんが)同部品を先に胴体片側に接着してから、取り付けるほうが正確になると思います。 |
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