■工作室(製作31)■  (2)


■スタンド・アームの取付け
真鍮パイプの一端に0.2ミリ厚の銅板をハンダ付けし機体への取付部としています。主翼下面パーツに合成ゴム系接着剤で取り付けて、1.2ミリプラ板で補強しました。

■モーターの取付け
モーターに、所定の長さに調整したプロペラジョイントを取り付け、合成ゴム系接着剤でマウントに接着します。マウントには少し遊びがあるので、機首部品を仮止めし、ジョイントにプロペラ軸をさしてセンターをとりやすくし、軸がセンターになるように調節して、接着剤の硬化を待ちます。なおここでは、左右胴体を主翼下面パーツに取付けてからモーターを取付けたため、主翼下面パーツにモーターを挿入するための開口部を設けています。モーターを先に取付ける場合は、主翼下綿パーツにモーターからのコードを通す小孔を開けるだけで済みます。
モーターからのコードには、これからあとの作業途中で負荷がかかり、ハンダ付け箇所から断線する恐れがあるため、必ずモーターに近いところでコードを胴体に固定し、ハンダ付け箇所へ直接負荷がかかることを防ぎます。ここではエポキシパテで固定しましたが、ランナーの切れ端などを胴体に接着してコードを押さえつけておくだけでかなりの効果があります。

■配線
コードの色と回転方向をチェックし、左右のモーターが同じ方向に回転するようにして、電源へのコードに並列に接続します。
乗員搭乗部(ゴンドラというらしい)のついた主翼上面を取り付けて、下地の完成です。塗装の迷彩パターンは、キットの図面を拡大コピーしてそれに合わせてマスキングして行いました。

  
完成したFw-189偵察機
なんとも特異な形態です。