●ドボアチン D-510 戦闘機●

■ドボアチン D-510 戦闘機
キット:1/72 ヒラー
モーター:4ミリΦ
スタンド:箱型、単4×2

先の大戦前のフランスの戦闘機です。複葉機以後のフランス機には興味がわかずにいたのですが、本機を「フライト・ポジション」モデルにしてみて、どんな飛行機でも飛んでいる姿は「カッコいい」と再認識しました。後のジェット戦闘機「ミラージュ」をみると、先の大戦で、ドイツ軍に占領されていなければ、もっと興味ある飛行機がいろいろ開発されていたろうと、無邪気な感慨をもちます。というわけで、無知なD-510の概要について、勉強を兼ねてヒラーの説明書からまとめてみました。

「ドボアチン D-510は、D-500、D-501の後継機として1936(昭和11)年から使われはじめ、1938年には120機が製造されて、フランス戦闘機部隊に配備されたほか、中国(当時の国府軍)に24機、日本(試験用)、イギリス、ロシアなどに小数が輸出されました。3翅の金属プロペラを回す860馬力のエンジン(ヒスパノスイザ・液冷12気筒)搭載で、武装はD-501と同じ、(プロペラ軸内から発射する)20ミリ機関砲1門と2梃の主翼下面に設けられたナセル内のMAC-34機関銃」……だったそうです。(カッコ内は管理人注)