■ 工 具 箱 ■  (5) 測る−2


●定規類●
■直線定規・角度定規・差し金
直線定規は、アルミ製のもので、下が透けないぶん使い勝手は悪いのですが、マスキングテープを正確な直線で切る場合など役立っています。角度定規(プロトラクター)は、同じ角度を何度も出す場合には便利ですが、プラスチック・モデルの工作では、あまり必要がないものだと思います。写真右はミニ差し金。厚みのある小物を、辺に直角に切断する場合の定規として便利です。

■分度器
100円ショップのもの。右側は金属製。やはり透明のほうが使い易い。どちらが不正確なのか(正確・不正確を云う方がまちがっているのか)二枚を重ねて角度を比較すると、少しずれがありますが、十分実用になります。

角度の測定用ですが、なんという名称なのかと思っていましたが、Micro・Mark の古いカタログでは「Anglel Setter / Protractor」とありました。P3Cの水平尾翼の垂直尾翼との角度は80度(10度の上反角)とのことで計測にトライ。

左:センター出し 丸棒などのセンターを出すものですが、大雑把なセンターしかとれません。正確には、やはりトースカンとVブロック。

右:直角出し 一辺が幅広になっているので自立させることもでき、けっこう役立っています。

■内径ゲージ
内径を測るゲージですが、目盛りがゴチャゴチャして念のための確認ぐらいしか使う気にならないものです。
写真右は、プロペラジョイントの内径を確認しているところ。

■目盛り付き外パス(?)
0.05ミリの目盛り付きで、縁のあるものの内側の厚さの測定には便利ですが、まず出番はありません。