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■工作室(製作 1)■ (3)主翼と胴体の結合−2 |
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■スタンドアーム取付け部の工作■ |
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■スタンドアームについて
スタンドアームは台座にほぽ60度の角度で固定することにしました。3ミリΦの真鍮パイプを使用して、機体側に0.8ミリΦの真鍮線の機体固定用の補助アームを、台座側に5ミリ幅/2ミリ厚の真鍮棒で作った支柱を設けています。いずれも半田付けで固定してあります。(右が零戦用、左がスピットファイヤー用)
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零戦は、工作がすこし難しくなりますが、落下増槽を付けたスタイルが捨てがたく、増槽を付けることにしたため、取付け部の強度の関係で、機体に2ミリΦの真鍮パイプを固定して、それをスタンドアームに差し込んで固定するようにしました。 |
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機体のスタンドへの取付けはおおよそ次のような位置関係が良いと思います。
スタンドアームの延長線が、機体の重心位置(実機と仮定しての)を通るようにするとバランスが良くなりますが、最終的には、模型の形態や構造を考慮し、見た目と取付け強度が最適な取付け位置の設定をします。
重心位置は、側面図ではプロペラ軸の中心から水平尾翼と平行に機体を貫く線をセンターラインとし、そのセンターライン上の、主翼の前縁(前端)から、主翼付け根の翼弦長(主翼の前端から後端までの距離)のほぼ1/3の位置、と設定してみました。 |
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■スタンドアーム取付け用の穴あけ
上記のように、アームの延長線が重心位置を通るように、アーム先端を差し込む穴の位置をマーキングします。
零戦は、落下増槽を貫いて穴をあけます。
この位置の見当付けは、キット説明書の塗装例の図面に重心位置をマークして、そこから希望するスタンドアームの角度で線を引いておこないます。 |
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最初は垂直にドリルを立て、徐々にねかしていきます。三角定規などをあてて60度に近づけます。少しぐらい違っていても、取付けの段階で調節できます。
最初は1.5ミリドリル、そして3ミリドリルと2段階くらいであけます。一気にあけないほうが正確にできます。 |
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零戦の穴あけも、最初は1ミリ、続いて2ミリとあけます。落下増槽を貫きますので、注意深く作業を進めて下さい。
2ミリΦの真鍮パイプを、エポキシ接着剤を塗って挿入します。機体側には右写真ぐらが飛び出るようにします。
増槽取付部の後端が、穴あけ時削り取られてしまったので、露出したパイプとエポキシでそれらしく整形しました。 |
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スタンドアームを取り付けてみる。
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