■工作室(製作3)■  (1)胴体と、主翼の工作

十八試局地戦闘機
「震電」

1/72 ハセガワ



■コクピット部品の組立て
あとからでは塗装が困難な部分を除いて、できるかぎり組み立ててしまいます。
全体に機体内部色を、計器盤に黒色を塗ります。座席後部のボンベ状のもの(消火器?酸素ボンベ?)は説明書指定の通り赤で塗装しました。

■空気取入口の組立て
胴体の空気取入口を接着し、隙間をパテで埋めます。

■アンテナ支柱、ピトー管の工作
前回の製作と同じように、金属に取り替えましょう。
胴体下面のアンテナ支柱は、もとのアンテナ支柱を切り取り、その位置にドリルで穴をあけます。真鍮線をV字に曲げて、エポキシ接着剤かハンダで整形し、前記の穴に挿入し、エポキシ接着剤か、瞬間接着剤+パテで、固定します。
ピトー管は、根元からえぐるように切り取り、ヤスリかカッターで溝を掘っておきます。真鍮パイプと真鍮線を組み合わせて作り、その溝に瞬間接着剤で固定します。


■前脚扉の取付け
前脚扉を左右胴体に接着します。

コクピットの取付け
コクピットを胴体片側に接着します。

  
  主脚部の工作
キットは地上姿勢オンリーとして作られているためか、脚カバーはそのままでは脚収納部にうまく納まってくれないので調整が必要です。メインの脚カバーは上左写真のように分割するとやりやすいようです。
脚カバーの接着時、脚収納部に粘土を詰めて、カバーの主翼外面との同一面化を調節します。左写真のように調節用の穴をあけると工作しやすくなります。

■主翼上下面と左右胴体の結合
左右胴体のコクピット部分を機体内部色で塗装し、胴体の左右を接着します。
このモデルの主翼は、翼厚が比較的薄く、分割も翼全面が上下2分割となっているため(薄い後縁部分は一体整形となっているモデルが多いなかで)、主翼上下面の接着に際しては、特に後縁部が波うたないよう、多数のピンチを使用して接着剤の硬化を待ちます。