■工作室(製作19)■  (2)完成まで

■プロペラ軸の取付
本機のプロペラ部はスピナー先端・スピナー基部・プロペラの3ピースとなっています。これらを組み立て、もとの軸を切り取ります。付け替える軸は1ミリΦを使用しました。まず0.5ミリのドリルで下穴を開けたところ、ぴたりセンターを捉えることができたので、軸と同じ1.0ミリのドリルで開けて、調節なしで瞬間接着剤で固定してOKとなりました。キットの構造がよかったため、モーターマウントの取付けとともに今回のプロペラ回転部の工作は楽でした。

  
■スタンドアーム取付部の工作
スタンドアーム取付金具は、0.2ミリ厚の銅板に4ミリΦ(内径3ミリ)の真鍮パイプをハンダ付けしたものです。ちょうどスタンドアーム受けのパイプが出る部分にオイルクーラー部品が付いているので、2ステップで一気に開けるのが不安だったので、1ミリ・1.5ミリ・2ミリ・3ミリ(上写真には写っていない)・4ミリのドリルを使って、順に拡大しました。スタンドアーム受けは、合成ゴム系接着剤で取り付けたあと、瞬間接着剤を銅板の浮いた箇所に流しています。

■主翼と胴体の結合
スタンドアーム取付金具からモーターのリード線を通して主翼と胴体を結合します。主脚と水平尾翼の支柱は、金属(黄銅線をたたいてつぶしたもの)に交換しました。

支柱の取付部をエポキシパテで少し修正して、胴体側面のベンチュリー管やテイル・スキッドを取り付け、あとは塗装をするだけとなりました。
固定脚は、補強が多少やっかいですが、途中でつかのまの地上姿勢が楽しめます。

パイロットを搭乗させ、完成したD-510。
塗装は、一応説明書を参考にしましたが、いい加減です。
もう少し上反角があったほうが良かったと思いました。