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■工作室(製作53)■ (2)完成まで | |||||||
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■コクピットの工作 タンデム3座席のコクピットです。フライト・ポジションモデルお決まりのパイロット人形を搭乗させました。キットには付いていないので、レジンによる複製ものです。 |
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パイロットの取り付けは、キットのシートをそのまま使い、パイロットの臀部(でんぶ)を削って高さを調節しますが、この「削り」だけでは、意外に適当な位置に調整するのが面倒なので、少し低過ぎるぐらいに削って、エポキシパテで調節しました。 | |||||||
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水平尾翼は、かんざし部が長くしっかりしているので、正確に取り付けることができます。接着剤を付けずに胴体に差し込み、内側からかんざし部に接着剤を流して固定しました。 | |||||||
■胴体の結合 コクピットを胴体部品の片側に取り付けて、その接着剤の硬化後、左右の胴体部品を結合するとやり易いようです。胴体は食パンの袋のクリップを利用して輪ゴムで締めつけて、垂直尾翼はピンチを使いました。 |
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スタンド・アーム固定片は、魚雷の懸吊腕を通す部分を避けるような形状にしています。 | |||||||
■スタンド・アームの取付け スタンド・アーム固定片は合成ゴム系接着剤を使用し、プラ板で、取付け補強をしています。コクピット床の前部が、スタンド・アーム取付け補強のプラ板に少し当たるので、現物合わせで削りとりました。 |
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■主脚の引込み状態への工作 脚柱カバーは、オレオ部が圧縮されたときの状態になっているため、作り直しですが、主翼の主輪収納部は良い感じで抉れているので、主輪を多少削ることで収納出来ると軽くみていました。実際に作業にかかってみると、かなり主輪と寸法や形状が異なっていて、ちょっとした工作になってしまいました。 |
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主輪収納部は、ルーターで削り込みました。開口部の平面形状は、フリーハンドで真円に:削るのが難しいため、一回り大きく開け、周囲を薄いプラ板で整形して、切削部との隙間をパテ埋めで修正しています。深さの調節は、タイヤのほうも裏側をヤスリで薄くして行いました。脚柱部はエポキシパテを埋めて、表面に薄いプラ板を形状に合わせて切り出して貼っています。 | |||||||
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■塗装について 箱絵と取説の迷彩のパターンが異なっていました。当然取説が詳しく記されているのでこちらに合わせようとも考えましたが、考えてみると、このような迷彩は現地の整備兵が状況に応じて塗ったもので、規格化されているものでもなく、取説に記載のパターンにしてもその信憑性が高いとも思われず、ここは整備兵になったつもりで、勝手にそれらしく塗って楽しむことにしました。キャノピーの窓枠はシール法を使っています。 |
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完成した九七式艦上攻撃機 | |||||||
機銃手の部分のキャノピーは、機銃を見せるため、折り畳もうと思いましたが、透明プラスチックの材質がかなり厚く、重なり部分を収めることが出来なかったため、思い切って切り落としてしまいました。キットのキャノピーを型にしてエンビ板で作り直した方が(バキュームフォーミング)、サイズが一回り大きくなりますが、良かったかも知れません。 | |||||||
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