●ボーイング B-17F 爆撃機●

■ボーイング B-17F 爆撃機
キット:1/72  ハセガワ
モーター:4ミリΦ×4
スタンド:箱型、単3×4

グレゴリー・ペック主演の映画『頭上の敵機(Twelve O'clock High)』(副官役のディーン・ジャガーの渋い演技が良かった)や、同名のテレビ映画、最近ではヨーロッパ戦線を舞台にした『メンフィス・ベル(Memphis Belle)』などで、わが国でも、飛行機ファンならずとも知っているひとの多い飛行機です。ニックネームは「空の要塞(Fling-fortress)」。


日米開戦の前から使われていた〔初飛行は1935(昭和10)年〕大型爆撃機で、搭載機銃の多さや、耐被弾性の高い燃料タンクのため命中弾を受けても燃料が漏洩しにくく容易には発火しない、などニックネームにふさわしい爆撃機でした。同機と闘ったパイロットの回顧録で、「(全幅30メートルを超す大きさに)射撃のタイミングを合わせづらかった」とあるのを読んだことがあります。(写真は同じ縮尺の雷電と並べたところ)