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■工作室(製作36)■ (1)エンジン部の工作 | |||||||
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ホーカー ハリケーン Mk.IV ハセガワ 1/48 |
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1/48単発機の第4弾です。この飛行機は両翼の着陸灯がとても目立ちます。 都合がよいことに、厚翼でスペースにゆとりがあるので、翼端灯に加えて、着陸灯:も点灯することにしました。尾灯に加え胴体上下の識別灯も点灯し、とても賑やかになりそうです。 | |||||||
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●エンジン部の工作● | |||||||
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このキットのエンジン部は左写真のようにとてもシンプルです。機体側に固定するエンジン前部パーツから軸が出ていて、その軸をプロペラハブ内にセットした軸受に差し込んでプロペラを取り付けるもので、プロペラが空転します。軸受は、戦車モデルの転輪を留めるのによく見られるマカロニ状の軟質プラスチック製で、プロペラの取り外しができるようになっていました。 モーターは4ミリ径を、プロペラ軸は1.0ミリ径を使いました。 |
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■モーターマウントの工作 エンジン前部パーツのプロペラ軸を切り取り、そのあとにモーターを挿入する穴を開けます。2ミリ径位のから始めて、センターを調整しながら徐々に拡大して、最終的にモーターの直径と同じにして、モーターマウントのストローをエポキシパテで固定しました。 |
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■プロペラの工作 キットのプロペラハブ部には、軸受をセットする大きな穴と、先端側にプロペラ軸が貫通する小穴が開いています。どちらも大きすぎる穴径なので、いったんこれらの穴を埋めて、改めて軸穴を開けるほうが正確にいくのですが、試験的にこの状態のままで軸をエポキシパテで取り付けてみました(やはりセンターの調整が難しかった)。 |
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スピナー基部の軸穴を、ジョイントが通過できる程度に拡大しておきます。プロペラ軸は、モーター側端が、固定用のエポキシパテ表面より3ミリほど突出するように、かつ、スピナー基部を取り付けたときの表面より約2ミリほどに内側になるようにします。スピナー先端側に突出した軸は、塗装時の保持とスピナー取付けのために長いままにしておき、最後に長さを調節します。 | |||||||
プロペラ部はプロペラとスピナーを別々に塗装しておきます。プロペラ軸をスピナーの深さに合わせて切断し、スピナーの内側先端詰めたエポキシパテに、センターを合わせながら突き刺すようにしてスピナーと一体化します。スピナーの基部の軸穴周囲の張出しが、プロペラポスの凹みに嵌合されるようになっているので、その部分だけ接着し、スピナーとは直接接着しません。【参照:スピナーの取付け】 | |||||||
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■機首モーター取付部の加工 モーターをモデル完成後にセットするため、機首上側をエンジン整備用の取外し外板らしき筋彫りに沿ってエッチングソーで切り離し、取外し式にしました。このモデルの場合は、組立て時に電飾を内部に封入してしまうので、モーターだけ完成後に取り付けるというのもナンセンスなことなのですが、プロペラ回転だけのモデルのときはけっこう有用なので、テクニックの確立のために敢えてやってみました。取り外したカバー部のコクピット寄りの断面に、ノコのロス分は0.2ミリプラ板を貼って補い、プラ板の小片で取付け位置を規制しています。 |
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■モーターのための電圧降下 電飾とモーターへの電力供給を1系統とするため、いつものようにダイオードを用いて電圧を降下させました。ダイオードはプラ板に取り付けて胴体内へ固定しています。 【参照:簡単に電源電圧を下げる】 |
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■モーターの取付け ジョイントの長さ(本機ではプロペラ側約2ミリ、モーター軸側3ミリ弱)を調整しておき、モーターの極性を確認してモーターマウントに挿入します。マウントにはややきつめの挿入具合であり、エンジン上部カバーの取外しが可能なので、モーターの固定には接着剤は使用しないで、挿入した状態のままにしておきました。 |
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