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■工作室(製作55)■ (1)エンジン部の工作 | |||||||
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二式単座戦闘機 鍾馗(キ-44) ハセガワ 1/72 |
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ハセガワの、まだパイロット人形が付いている程度に,古いもので、部品構成が1/72というサイズに合った手慣れたデフォルメと、ガタも少なく、荷重がかかる部分にはそれなりの配慮がなされている、などのよくまとまった作り易いキットです。 | |||||||
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●エンジン部の工作● | |||||||
■エンジン部の構成 エンジンの先端からプロペラ軸を挿入し、前シリンダー部品の背面からリング状のストッパーで固定する、プロペラ空転タイプで、「工作室(第1回)」の零戦とと全く同じ構成です。モーターも同じ4ミリで、工作手順もほぼ同様ですが、プロペラ軸はアルミの細いものに換えることにしました。【参考:「工作室第1回(零戦)」】 |
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■モーター取付部の工作 | |||||||
●モーター取付け穴を開ける(A:前シリンダー、B:後シリンダー、B′:後シリンダーの背面) モーター取付け穴は、モーター径に比してやや大きめに開けて、あとで調節出来るようにします。前述の零戦(「工作室(第1回)」)では、先に前後シリンダー部品を結合してからモーター取付け穴を開けていましたが、今回は先に後部シリンダーに穴を開けてから、前後シリンダーを結合しました。作業的にはこちらの方が多少やり易い気がしました。 |
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●プロペラ軸穴について 今回は、キットのプロペラ軸(約1.5ミリ)を細いアルミパイプに換えるので、プロペラ・ジョイントの径も小さくなるため、プロペラ軸穴もそれに合わせて小さくてすみ、零戦では崩れてしまったエンジンのプロペラ軸穴周囲の形状を残すことができました。 |
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■モーターの取付け エンジンをそれらしく塗装してからモーターを取り付けます。 |
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モーターの位置は、エンジン先端からわずかにジョイントの先端が突出する程度にします。エンジンにモーターを付けてみると、モーターのボディーがエンジンの穴に3ミリ程度挿入されるので、この部分を糊代として合成ゴム系接着剤で固定しました(接着剤のはみ出しは硬化後に除去します)。センター出しは、ジョイントにプロペラ軸を付けてモーターの軸ラインを長くして行うとやり易くなります。 | |||||||
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■エンジン取付け部の加工 キットのエンジン取付け部に、モーターの尾部を通過させる穴を開けます。胴体のエンジン取付け部(ファイヤーウォール)には、エンジン背面に合わせた半月状のガイド穴が開いていますから、ここを基準に反対側には、上右端写真のブルー塗りつぶしの箇所のように、モーターの尾部が通過できるぎりぎりの穴を開口します。外側の薄いブルーの線はエンジン背面の取付け部の外周を示すラインで、開口部の外周とこのラインの間が、胴体左半分側のエンジンとの糊代部になります。上写真では勘違いで、既存のガイド穴と同じ大きさに開けてしまったので、プラ板で埋めて、糊代部を作りました。 |
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■エンジンの取り付け エンジンを所定の位置に接着し、接着剤が半乾きのうちに、カウリングをマスキングテープなどで仮止めして、機体全体に対するセンターを調整します。 |
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